愛蔵版 イヌイットの壁かけ

INUIT WALL HANGINGS

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ああ、絵が描きたい、そんな気持ちにさせる素晴らしい本
安西水丸(イラストレーター/旧版への書評より)

この本は私の心の手を素手にしてくれる一冊だ
皆川明(ミナ ペルホネン/本書帯文より)

カナダ在住の著者が30年以上にわたり集めたイヌイットアートのコレクションの中から「壁かけ」と名付けられた作品を収めた書籍『イヌイットの壁かけ』(暮しの手帖社、2000)の増補改訂版。新たに撮影した壁かけ21点、人形23点を追加収録。direction Q は企画・編集・デザインを担当しています。

1950年代、南方から持ち込まれた病気やカナダ政府の定住化政策によって、イヌイットの生活は大きく様変わりしました。本書掲載の「壁かけ」は、そんなイヌイットの人々が民族の誇りや、厳しい自然環境のなかで培われた生活文化を後世に伝えていくために作りはじめた新しい伝統であり、イヌイットの女性たちが狩りに出かける家族のために手作りする防寒着の裁縫技術を応用して作られたものです。

また、素朴でいきいきとした表現を生み出すカラフルな刺繍やアップリケは、先進国向けに作られるダッフルコートなどのハギレや糸を活用したもので、近代化の厳しい現実を受けとめながら、新しい時代にむけて進むイヌイットの人々の思いが一針一針に込められています。(本書帯文より)

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岩崎昌子(いわさき・まさこ)
1938年生まれ、イヌイットアート収集家。1970年、カナダへの移住をきっかけにイヌイットアートに出会い、以後作品収集を続ける。北極地方にも2度旅をし、2000年からは日本各地で収集品の展覧会を開催。壁かけや人形などのコレクションの一部は現在、北海道立北方民族博物館(網走)に収蔵されている。

愛蔵版 イヌイットの壁かけ 氷原のくらしと布絵
著者:岩崎昌子
2017年6月8日発売
寸法:B5変形(w185 x h247mm)
本文184ページ/オールカラー
定価:本体2800円+税

☆ Prize: Book
日本ブックデザイン賞2017 入選
The Japan Book Design Award 2017 “Winning”

2017
企画:direction Q/iruinai
装釘:大西隆介(direction Q)
英訳:トビ・ティーセン
寫眞:齋藤進、森下暢亮
編集:西まどか(誠文堂新光社)、大西由美
協力:笹倉いる美(北海道立北方民族博物館)、沼本明希子+椙元勇季(direction Q)
発行:誠文堂新光社

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