汐まち玉野 食プロジェクト

Shiomachi Tamano Food Project

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岡山県瀬戸内海沿岸に位置する玉野市が推進する食プロジェクトのシンボルマーク。

潮流という風の方向と潮の流れで渡航していた帆走船の時代。寄港した港では、潮の流れが変わるまで、港で美味しいものを食べたり、遊んだり、休んだりする「潮待ち」の時間がありました。かつて昔、玉野市もそんな寄港地の一つでした。このプロジェクトは旅行で宇野港に立ち寄った人々に、ゆっくりと滞在して欲しいという願いが込められた食プロジェクトになります。

瀬戸内海や玉野市(宇野港)の沿岸には、昔から多くの塩田が作られ、塩づくりは重要な産業の一つとして人々の生活を支え、現在は江戸時代から続く日本唯一の製塩会社が玉野市で塩づくりを続けいる背景もあります。

マークはその歴史的背景を踏まえて、海をゆっくりと渡る舟が塩を人々に運んでいくイメージで制作しました。塩以外の食材でも利用可能なマークを目指して設計しています。

2022
AD: Takasuke Onishi
D: Yuki Sugimoto
CL: ART FRONT GALLERY, Tamano City